乾癬治療バイオ医薬品価格妥当性に対する効率性フロンティアの利用

ハーバード大学医学部とブリガム・アンド・ウィメンズ病院の研究者は感染に対する11のバイオ製剤とバイオシミラーの価格と、感染の重症度スコア(PASI90)を用いて、効果が価格に見合うかどうかを効率性フロンティア(EF)を用いて検討した。13種類の生物学的製剤のうち、PASI 90奏効率は17.9%(エタネルセプト)から71.6%(リサンキズマブ)であり、米国の正味年間治療費は1664ドル(インフリキシマブ-dyyb:バイオシミラー)から79 277ドル(リサンキズマブ)であった。正味年間治療費の中央値(IQR)は、オーストラリア(9179ドル[6691ドル-12688ドル])、カナダ(15556ドル[13017ドル-16112ドル])、フランス(9478ドル[6637ドル-11678ドル])、ドイツ(13829ドル[13231ドル-15837ドル])よりも米国(34965ドル[20493ドル-48942ドル])の方が高かった。米国のEFには、infliximab-dyyb(PASI90:57.4%、年間費用:1664ドル)、ixekizumab(PASI90:70.8%、年間費用:33004ドル)、risankizumab(PASI90:71.6%、年間費用:79277ドル)が含まれていた。同じ方法で、カナダ(41%[6%-57%])、オーストラリア(36%[0%-65%])、フランス(19%[0%-67%])、ドイツ(11%[8%-26%])では、より小さな価格引き下げとなる。risankizumabを除き、EFに基づく価格は従来のCEAに基づく価格より低かった。EFを使用して比較臨床的ベネフィットに見合った価格を達成することを検討できる可能性がある。

 

hニュースソース
JAMA Dermatology
ttps://jamanetwork.com/journals/jamadermatology/article-abstract/2815167

 

キーワード
#乾癬
#費用対効果
#効率性フロンティア

2024年2月23日
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