ケンタッキー州では、保険会社がブランド先行品の前にバイオシミラーの処方を奨励することを認める法律を可決した。具体的には、バイオシミラー、ジェネリック医薬品、互換生物製剤(interchangeable bio-products:薬局における代替が認められる薬事承認を受けたバイオシミラー製品)を先行品(reference products)に置き換えることができる。同様の州法はアーカンソー州、カリフォルニア州、ルイジアナ州でも成立しており、ケンタッキーは米国で4番目。
米国では、互換生物製剤の薬事承認があるため、この承認を受けていないバイオシミラーの使用は推奨されないとの誤解があると思われる。この法律は、互換生物製剤以外でも変更が推奨されることを明確化している点が注目される。
ニュースソース
Biosimilars Council:Kentucky Is The Latest State To Enact Legislation To Increase Patient Access To Lower-Cost Biosimilar Medicines.
Biosimilars Council(バイオシミラー協議会)は、Association for Accessible Medicines(米国医薬品アクセス協会:米国のバイオシミラー、ジェネリック医薬品業界団体)の一部門。
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2024年3月22日