【論文】日本リウマチ学会治療ガイドライン2024年版のシステマティックレビューとメタアナリシス

日本リウマチ学会は、日本リウマチ学会(JCR)の関節リウマチ診療ガイドライン(CPG)の2024年更新に向け、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)の有効性と安全性に関するエビデンスを更新した。以下はPubMedの抄録の一部引用である(機械翻訳)。

メトトレキサート(MTX)未治療のRA患者において,MTXの皮下注射は経口MTXと同等の有効性を示した。オゾラリズマブとMTXの併用は、csDMARDの効果が不十分なRA患者において、プラセボと比較して薬効を改善した。csDMARDsを併用したリツキシマブと併用しないリツキシマブは、bDMARDs-IRのRA患者において他のbDMARDsと同等の有効性を示した。ヤヌスキナーゼ阻害薬とMTXの併用療法は、MTX-IRのRA患者において、腫瘍壊死因子阻害薬と比較し、4年間で同等の臨床効果を示し、安全性も同等であった。バイオシミラーは、csDMARD-IRおよびbDMARD-IRのRA患者において、オリジナルのbDMARDsと同等の有効性を示した。

 

ニュースソース
Yoichi Nakayama(Department of Rheumatology and Clinical Immunology, Graduate School of Medicine, Kyoto University, Kyoto, Japan.): Systematic review and meta-analysis for the 2024 update of the Japan College of Rheumatology clinical practice guidelines for the management of rheumatoid arthritis.
Mod Rheumatol. 2024 May 30:roae049. doi: 10.1093/mr/roae049. Online ahead of print.

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2024年6月8日
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