BioProcess International web版によると、CDMOのロッテ・バイオロジクスが3.3億ドル(4兆6,000億ウォン)を投じて、韓国・松島(ソンド)に敷地面積202,285平方メートルのプラント建設を開始したとのことである。プラントは3つの工場からなり、第1工場は2027年の商業生産開始、第2工場も2027年までの稼働、第3工場は2030年稼働、2034年に本格操業により製造能力は最大40万㍑となる予定である。第1工場は、哺乳類細胞培養施設で、15,000㍑のステンレス製バイオリアクターと、高力価生産用の3,000㍑のステンレス製バイオリアクターを備えている。
ロッテ・バイオロジクスは、さまざまな企業との提携も進めており、バイオ医薬品の製造およびプロセス開発についてMilliporeSigmaと提携、バイオベンチャー・イニシアティブを円滑に運営するための教育プログラムをロシュと共同で立ち上げている。
ソンドは、バイオ生産で大きな成長を遂げている地域であり、サムスン・バイオロジクスは35万平方メートルの製造スペース、セルトリオンは3つのバイオ製造施設を持っている。
(坂巻コメント:半導体の台湾TSMCが熊本に工場設置したように、海外のCDMOが日本に進出してくれないものだろうか。)
ニュースソース
BioProcess International:CDMO Lotte breaks ground on $3.3bn Korea ‘mega plant’
https://www.bioprocessintl.com/facilities-capacity/cdmo-lotte-breaks-ground-on-3-3bn-korea-mega-plant-?utm_medium=email&_hsenc=p2ANqtz-9dLXVYobdwPjl7OGQqDt-qgeyzsxAxiUWZI1SrJkPCrnbaWZpIOs1ei-Fac7RBzbXCF6Ryu6GP_Fbvgd7CdrBCYGpDld3P-ATXHAWxIKbTu_YBOcc&_hsmi=314814424&utm_content=314814424&utm_source=hs_email
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