ファイザー、新たな抗菌治療薬開発支援のためオーストラリアに9,800万ドルを投資

バイオ・ヘルス業界を中心としたニュース媒体であるENDPOINT Newsは、2024年8月7日の記事で、ファイザー社が抗菌剤耐性と闘うための新しい抗菌剤治療を推進するため、メルボルンの既存施設に1億5,000万オーストラリアドル(約9,800万ドル)を割り当て、アップグレードと新しい製造施設を建設したと伝えている。

メルボルンの拠点では、がん治療薬をはじめ、抗菌薬、麻酔薬、抗炎症薬などがすでに製造されているが、ロボット工学やAIを活用した技術などを用いたアップグレードと新施設により、オーストラリアで最も先進的な医薬品製造施設のひとつになるという。

(坂巻コメント:全盛期の抗菌剤プラントに支援するより、製造技術革新に支援する、海外企業に国内参入を呼び込む方が現実的といえる事例。)

 

ニュースソース

ENDPOINT News: Pfizer invests $98M in Australian manufacturing to help develop new antimicrobial treatments.
https://endpts.com/pfizer-invests-98m-in-australian-manufacturing-to-help-develop-new-antimicrobial-treatments/(有料サイト)

 

キーワード
#AMR
#ファイザー
#オーストラリア

2024年8月12日
このページの先頭へ戻る