Pharmaceutical technology誌、2025年1月31の記事。ドイツのラウプハイムLaupheimに本社を置くCDMO、レントシュラーRentschler Biopharma社は、スティーブニッジStevenageにある英国の製造施設を閉鎖し、細胞・遺伝子治療事業を縮小する意向を示しているとのこと。レントシュラーは今後、バイオ医薬品により多くの経営資源を投入する。
さらに、同誌は、製薬部門で 細胞・遺伝子治療分野の事業を縮小しているのはレントシュラー社だけではない。 2022年、GSKはライエル・イムノファーマとのT細胞受容体治療共同研究を終了した。 かつては投資対象として活況を呈していた細胞・遺伝子治療だが、企業は製造上の課題やスケーラビリティのハードルに直面しており、開発は厄介なものとなっている、と伝えている。
（坂巻コメント：世界的に細胞・遺伝子治療の開発が停滞し、バイオ医薬品へのウェイトが高まっている。日本は相変わらずバイオ医薬品研究に重きを置いていない。）
ニュースソース
Pharmaceutical technology：Rentschler closes UK cell and gene therapy facility and does a pivot to biologics (by Robert Barrie, January 31 2025)
https://www.pharmaceutical-technology.com/newsletters/rentschler-closes-uk-cell-and-gene-therapy-facility-and-does-a-pivot-to-biologics/?_hsenc=p2ANqtz-9oexlXWL_g29EkJ07wXs_oRtcrn5XEEOK45gWb8sJQeLQKIk7EGnv4yUhcOzqmz-8J8WQvGI7xRxreQiYduI9C5FulsX1YfvrbsR4iFDbGUuoygdY&_hsmi=103789048&utm_campaign=type3_Pharmaceutical%20Technology-market&utm_medium=email&utm_content=Other_Daily_News_Articles&utm_source=email_NS&cf-view