Bioprocess International誌、2025年2月3日記事。アストラゼネカは、政府の支援が減少したため、英国リバプール近郊のスピーク・キャンパスSpeke campusにワクチン製造施設を建設する計画から撤退する決定を下したとする。
アストラゼネカは、2024年1月、1億ポンド(約193億円)もの財政支援を英国政府に要請し、その結果、同年3月に発表されたスピーク・キャンパスの新しいワクチン製造施設に4億5000万ポンドを投資する計画につながった。しかし、それから10カ月が経ち、保守党から労働党へと政権が交代したことで、アストラゼネカは事業拡大から撤退した。
(坂巻コメント:ワクチン製造には、やはり政府の支援が必要と考えるべきか)
ニュースソース
Bioprocess International:Don’t Speke! AstraZeneca turns back on £450m UK vaccine plant (by Dan Stanton, February 3, 2025).
https://www.bioprocessintl.com/facilities-capacity/don-t-speke-astrazeneca-turns-back-on-450m-uk-vaccine-plant?utm_medium=email&_hsenc=p2ANqtz–Gd2CPJetuleKnXsWBUVFGtXFQKRQa6q2PjbrHKZBqf5l6z2EEKa1ijdlAM5aMIL22W8qXBGL2rg9wlUYH5e6HWhz6APIvNQzH9q2bSq49t55EJ0o&_hsmi=345445607&utm_content=345445607&utm_source=hs_email