経済開発協力機構(Organisation for Economic Co-operation and Development:OECD)イニシアティブにより実施された調査。患者報告指標調査(Patient-Reported Indicator Surveys:PaRIS)は、45歳以上のプライマリ・ケア患者を対象に患者の自己報告による健康アウトカムと経験を把握することで、世界各国の医療制度を評価するための指標開発につなげることを目的としている。19ヵ国、1 800以上のプライマリ・ケア診療所における107 000人以上の患者からのデータを分析している。日本は調査対象国に含まれていない。以下は、要旨(Executive summary)のサブタイトル。
- 医療システムはプレッシャーにさらされており、より良いステアリング情報を必要としている。
- より良いアウトカムとケア体験を提供するためには、不可欠な情報が不足している。
- PaRISは患者のケアで最も重要なことにスポットライトを当てる。
- ほとんどの人は長生きしているが、必ずしも良いとは限らない。
- 慢性疾患を持つ人々の転帰と経験を評価することは、医療制度がどのように彼らのために提供されるかを理解するのに役立つ。
- 効果的な健康アウトカムを達成するためには、より多くの支出をすることだけが重要なのではない。
- しかし、医師と看護師の利用可能性は患者にとって非常に重要である。
- 異なる特徴を持つ患者の経験や転帰には著しい格差がある。
- 複数の慢性疾患を抱えながら生活する人口の増加に伴い、医療システムを適応させることが急務である。
- 患者にとって重要なこと: 3つのT。
○患者は時間を大切にする:Patients value Time
○患者は個人的にオーダーメイドのケアを必要としているPatients need personally Tailored care
○患者はトラブルのない安全なケアを必要としているPatients need Trouble‑free and safe care - デジタル技術は、患者の経験やケアの成果を改善するのに役立つ。
- より良いケアに関する共通の基盤
ニュースソース
Organisation for Economic Co-operation and Development:Does Healthcare Deliver?
Results from the Patient-Reported Indicator Surveys (PaRIS)
https://www.oecd.org/en/publications/does-healthcare-deliver_c8af05a5-en.html
2025年2月21日