【論文】COVID-19時の米国患者のヒドロキシクロロキンとイベルメクチン使用状況

Health Affairs誌3月号(2025年2月19日発刊)は、医薬品と医療用マリファナについての記事を特集している。そのうちの一つ。

MedInsight Emerging Experience Research Databaseに登録されている米国50州の患者810万人分の保険請求を用いて、公衆衛生緊急事態(2020年1月30日~2023年5月11日)期間中のCOVID-19に関連したヒドロキシクロロキンおよびイベルメクチンの外来での使用と支出を、公衆衛生緊急事態前の割合と比較して評価。

米国人口に外挿すると、約300万処方(総額2億7,200万ドル)が使用され、 ヒドロキシクロロキンとイベルメクチンを合わせた全体の使用率は、高齢者では若年者の3倍高かった。また、イベルメクチンの使用率は、社会的脆弱性の程度が最も高い患者と最も低い患者で、また米国南部とその他の地域で高かった。特に脆弱な集団における、エビデンスに基づかないケアの害を軽減するための政策的努力に役立つ。

(坂巻コメント:当時の米国大統領もクロロキンを服用してたが、日本でも風評による使用はあった。どういう集団が風評に影響されやすいのか、事後のデータ分析が重要。)

 

ニュースソース

Michelle S. Rockwell(Virginia Polytechnic Institute and State University, Roanoke, Virginia), et al: Demographic Variation In US Outpatient Hydroxychloroquine And Ivermectin Use During The COVID-19 Pandemic.
Health Affairs  VOL. 44, NO. 3 : https://doi.org/10.1377/hlthaff.2024.00452(抄録のみ)

2025年3月5日
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