Endpointsニュースは、2024年6月13日、放射性同位元素であるルテチウム177(Lu-177)は、需要の急激な増加、時代遅れの製造インフラ、脆弱なサプライチェーンにより、不足に陥る危険にさらされていると報じている。また、Lu-177放射性医薬品はノバルティスが承認をもつ唯一の企業であり、2023年3月に供給不足に陥ったが、現在は供給不足ではないとしている。
ソマトスタチンアナログにルテチウム–177が結合した薬品で、ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍に用いられる。日本国内では「ルテタラⓇ静注(一般名 ルテチウムオキソドトレオチド(177Lu))として承認されている。
ニュースソース
Endpointsニュース:Radiopharma execs warn that lutetium could be at risk of shortage.
https://endpts.com/radiopharma-execs-warn-that-lutetium-could-be-at-risk-of-shortage/
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キーワード
#ルテチウム
2024年6月14日