2024年11月15日付ロイターニュースによると、ヒト用インスリン・ペンの生産を徐々に終了しているとされる。今後、ヒト・インスリンはバイアルでのみ入手できる。
高所得国では、GLP-1アナログへのシフトが進む一方、低所得国ではインスリン・ペンの使用割合が高く、低所得国でのインスリン不足も深刻である。ロイターによると、11月14日には、ヨハネスブルグにあるノボ・ノルディスクのオフィスの前に数百人が集まり、同社によるヒト用インスリン・ペンの製造中止に抗議が行われたとのことである。
ニュースソース
Reuters: Novo Nordisk says it is gradually phasing out human insulin pens globally. By Maggie Fick(November 15, 20241:53 AM GMT+9)
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/novo-nordisk-says-it-is-gradually-phasing-out-human-insulin-pens-globally-2024-11-14/
（関連記事）
【論文】インスリンメーカーに正しい行動を期待しても、薬不足の解決にはならない(2024年7月7日公開)
キーワード
＃ヒトインスリン
＃ノボノルディスク
2024年11月15日